JapanPrivateDoctor(JPD)では、「CareReachの理念」で掲げるとおりCareReach がこの世に創造する価値3点のうち3つ目である「アジアの医療の底上げ」を実現するため、その方法の一つとしてアジア全域の医療関係者に向けたレクチャーやカンファレンスなどで医療知識の情報発信を行っております。
当面は、日本人医師チームが海外の若い医師やその他医療関係者に向けたレクチャーを行いますが、今後、海外医師によるレクチャーで日本人医師を含む世界中の医療従事者も聴講できる形に発展させて参ります。またカンファレンスをきっかけとして、日本や海外などの国籍を問わず医療従事者が自由に意見交換ができる場や国際的なコネクションを築き上げられる機会を創出して参ります。
医師達がそれぞれの国で医療活動を行いながらも国境や言語の壁を気にせずに他の医師達と意見交換できることにより、世界中の医師が、時には相談を受けとめる側になり、またある時は相談する側になります。
タイミングに応じて医師一人ひとりがお互いのメンターになれる形で、アジア医療の底上げを目指します。
Doctors can be a mentor each other
各国の医師が自分が得意とする分野についてレクチャーを行います。同じ疾患に対して異なる考え方がある場合、エビデンスに基づいた話し合いを進めながらも、それぞれの医療設備などの医療環境の違いを尊重し合い、互いに気付きや学びを得ます。
疾患や各患者さんに関する相談だけでなく、医師同士の交流を深めて、世界中の医師達とコネクションを広げられる機会をつくります。先進国や途上国を問わず、米国、欧州、アジア、南米、アフリカなど幅広いネットワークを構築し、医師人生キャリアについて情報交換できる場を広げて参ります。
日本の医師が研修医教育や専門医教育で学んで来られたように、アジアの多くの若い医師が学びの場を必要としています。数人の若い医師に医療知識の情報発信を行うと、その若手医師達が自国でさらに後輩達に伝えて行きます。地道ですが着実な方法です。アジア全体の医療の底上げに何卒ご協力を頂けましたら幸いです。
急性疾患から慢性疾患に至るまで幅広い領域の読影・診断スキルを有する放射線診断専門医が、メジャーな疾患からレクチャーを行います。オペ適応の判断、見落とし訴訟の存在などが頭に浮かびますが、CTやMRIを読むときに自信を持って判断できるスキルを習得して頂けます。
眼科診療におけるcommon diseaseについて、眼底写真・OCTの読み方から病態や解剖学的見地に基づいた治療ステップまで、診療に必要なスキルをおさらいします。ケーススタディーの形式で、幅広い疾患について意見を交わし合いましょう。